ニューヨークへ再び2
今回の会議はタイトルが曖昧なだけに扱う内容も幅広かった.
細胞内のシグナル伝達や遺伝子制御ネットワークに関しては,そのネットワーク構造,いわゆるアーキテクチャに関するものはもう大体分かった,ということでほとんどが微分方程式系を立てて制御理論を応用したものが主流となっていた.学部時代に勉強した制御理論がそろそろ役に立ちそうだ.冬の間にもう一回見直すことにしよう.
今後はよりネットワークのダイナミズムを正確に見ることが求められるだろう.ある時点ではすべてのパスウェイがアクティブになっているわけではない.
しかしそれらを大規模なネットワークで考えることはまだ困難だろう.正確なパスウェイをすべて描けているわけではないし,サイズが大きくなれば計算だって困難だ.そこで実験データが大事になる.
こんなことを考えているうちに学会は終わった.ポスターセッションのときに出されたワインとシャンパンがものすごくおいしくて,少しよってしまった.
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